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熱中症対策を求める緊急申し入れ

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熱中症への対策を求める緊急申し入れ

日本共産党大津市会議員団
2010/08/24

 今年は、大雨に続き、梅雨明け以降、連日最高気温が30度以上の真夏日が続き、さらにお盆が明けても35度以上の猛暑日が連続し、今後も猛暑が続くと予想されています。
 このため、熱中症で倒れ、救急車で病院に搬送される人が相次ぎ、死亡する人も増えています。国立環境研究所が、65歳以上では、1日の最高気温が35度以上になると、発症、死亡例が急増すると報告している通りです。
 大津市内では熱中症の疑いで、救急搬送(7月16日〜8月21日)された方は91人と報告されています。クーラーが取り付けられずに、また電気代がかさむために、日中はスーパーなどで過ごす高齢者の方も多くおられます。
 日本共産党大津市会議員団は、被害を最小限に食い止め、市民の健康と命を守るために、熱中症対策のさらなる強化が必要と考え、以下の点を申し入れるものです。

1.在宅高齢者や障害者、とりわけ独居の方に対し、訪問活動を行うなど、実態を把握して関係機関と連携を取り、必要な支援を行うこと。

2.自治会館などを含めた公共施設を活用し、緊急避難できる場所を確保すること。

3.相談窓口を設置すること。
 熱中症予防のための広報や啓発、注意喚起をいっそうきめ細やかにし、強化すること。

4.低所得者へのクーラーの設置・修理費用や電気代の補助制度を実施すること。
 生活保護世帯には一時扶助でクーラーの設置・修理費用を支給すること。
 電力会社に減免制度を実施するよう要請すること。

5.生活保護世帯に対する夏期加算を設けるよう国に働きかけること。
 またこの夏で廃止することになっている大津市独自の夏期特別見舞金は継続すること。

以上


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